お金の健康

2016.12.05

お金の健康 その1

お金ってわかっているようでわからないことって多いですよね。
なので、お金に詳しい知人にお願いしてちょっとしたお金のこと・・・。
書いてもらうことになりました。
お客様のお金の健康のちょっとした参考になれば幸いです。

お金を貯める近道は「がんばらない」こと

 

フィナンシャルプランナーの仕事が長いので「貯金がなかなか続かない」という相談をよくいただきます。「今月は出費が多いから・・・」つい使ってしまったり、挫折してしまったり・・・。貯金やダイエットってなかなか続かないものですよね。

 

貯金はダイエットに似ていて、短期間で高い目標を設定してもそのあとにリバウンド(派手に散財)してしまったり、欲しい物の誘惑に負けてしまったり・・・人間の意志の力は残念なくらい無力です。

 

一方で貯金上手な人っていますよね。

「貯金上手な人は何が違うのか?」を見ていると、具体的な方法は人それぞれ違いますが、共通していることがあるとしたら・・・「がんばっていない」ということだと思います。

 

彼らは「人間の意志の力」がとっても弱く、意志の力に期待しても「続かない」ということをよく理解しています。そもそも「がんばらないとできないこと」なんて長くは続けられないですよね。そこで「がんばらなくても続けられる方法」を自分なりに見つけて継続しているのです。

 

たとえば、毎月の貯金額は少額でも自分にとってストレスのない「がんばらなくてもできる額」から始めることです。3,000円でもいいのです。「がんばらなくてもできる額」ですから当然続けることができます。

 

「そんな少額じゃ、全然貯まらないじゃん!」という方は「習慣」の力の強大さを理解していません。「習慣」とは「無意識でやっていること」です。毎日自分を奮い立たせて頑張って歯磨きをしている人はいないと思います。無意識でやってることだからストレスなく続けられるのです。

 

最初に大事なことは貯金額を達成することではなく、貯金する「習慣」を手に入れることです。そんなに難しくありません。がんばらなくてもできる金額の貯金を1年続けてみてください。そうしたら無意識で貯金ができるようになっています。

 

「貯金額」を目指すのはそのあとです。自分にとってストレスのない金額をほんの少し引き上げます。これも1年続いたら無意識でできるようになります。さらに貯金の金額を上げようとしたら、無駄な出費を見つける必要があるので「家計簿をつける習慣」を身に付けてみます。そうしたら無駄な出費がよくわかるようになります。無駄な出費の中からまた無理のない金額を貯金に回します。すると貯金額も上手に達成できる自分になっていることでしょう。

 

また世の中にある「仕組み」を利用することも大事です。毎月自分の意志で貯金を別の口座に入れるのは意志が必要ですが、定期積金や生命保険を使うと毎月勝手に一定額を引き落としてくれます。その額に無理がなければ、貯金の習慣を今すぐにでも手に入れることができます。

 

貯金が続かない・・・とお悩みの方は、まずは「がんばらない」ことから始めてみませんか?